こんにちは!
リハビリ石垣です。
段々暖かい日が多くなり、強風が吹き、花粉がこれでもかと舞い上がる中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
皆様の、日々の中で推しや趣味と言えるものは何でしょうか?
私の推し…ではないですが、日々の生活の中で元気をもらえる存在はこちらです!

私の日々元気をもらえる存在、もとい趣味は「読書」です!
世の中の読書好きの人々の多くがそうであるように、私も夢中になれる本があると、寝食を惜しんで読み続けてしまいます。
そんな大好きな本の中から、今回は私の人生のバイブルともいえる本をご紹介させて頂きたいと思います。
まずはこちら!
こころ/夏目漱石


もう何度読み返したか分からない程のカバーのくたびれ具合です。
(ちなみにこれ、私が大学の時のレポートの書き損じたものをカバーにしているようです…
エコ活動…)
あらすじ
語り手は「私」。時は明治末期。夏休みに鎌倉の由比ヶ浜に海水浴に来ていた「私」は、同じく来ていた「先生」と出会い、交流を始め、東京に帰ったあとも先生の家に出入りするようになる。
先生は私に何度も謎めいた、そして教訓めいたことを言う。私は、先生に過去を打ち明けるように迫る。先生は来るべきときに過去を話すことを約束した…
お話は三部構成となっており、
上 先生と私
中 両親と私
下 先生と遺書
で展開していきます。
夏目漱石の代表作の一つともいえる、こころ。
下は教科書にも載っていました。
明治当時の情景が手に取るように伝わってくる背景描写がとても綺麗で、一行一行を何度も読み返してしまいます。
そして特に下に関していえることですが、人々の細かい心理描写、人間の良い面だけではない、とても人間的な人間の描かれ方がとても大好きです。
お次はこちら!
ノルウェイの森/村上春樹

村上春樹さんの作品の中でも、特にノルウェイの森は私の人生のバイブルです。
あらすじ
37歳のワタナベは、ハンブルク空港に到着した飛行機のBGMでビートルズの「ノルウェイの森」を聴き、激しい混乱を覚えた。そして学生時代のことを回想した…
ノルウェイの森は、「ワタナベ」「直子」「ミドリ」の登場人物を中心に、主人公のワタナベが2人の女性とのかかわりの中で「生と死」について考え成長していくストーリーを描いた作品です。
2010年に映画にもなっております。
この作品の舞台は1960年代なのですが、またこの作品も時代背景や情景が本当に細かく、とても綺麗です。
人間が人間として生きること、生きることの葛藤や、その中で繰り返される出会いや別れに翻弄されていく主人公、読んでいくうちにどんどん惹きこまれていきます。
長いこと、この二冊が数ある小説の中で特に大好きな作品だったのですが、ついに最近、新たに心揺さぶる小説に出会うことが出来ました。
明け方の若者たち/カツセマサヒコ

あらすじ
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑」?
その16文字から始まった、沼のような5年間。
世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、""こんなハズじゃなかった人生""に打ちのめされていく。
それでも、振り返れば全てが、美しい。
人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。
とにかくエモい!!!!!
忘れられない大切な思い出がある方はぜひ読んでください。
こちらも2021年に映画になっております。
ということで、今回は勝手ながら私の大好きな本を紹介させて頂きました。
皆様もおすすめの本がありましたら、ぜひ教えてください!
以上、リハビリ石垣でした。

(ひっそり手を伸ばしているのはまたたびです)





































